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金沢出身の“朝ドラ”ヒロイン・田中美里『いしかわ百万石文化祭2023』アンバサダーに【金沢話題】

来年10月から開催される『いしかわ百万石文化祭2023』のアンバサダーに就任した田中美里。石川県金沢市出身として知られますが、これまでの活躍を振り返ってみると改めて素晴らしい役者でタレントであることを実感しました。

『いしかわ百万石文化祭2023』カウントダウンボード除幕式にて(画像は『田中美里 2022年10月15日Instagram』から)

朝ドラ『あぐり』で夫婦役。野村萬斎とトークショー

田中美里がヒロイン・あぐり役を務めたNHK連続テレビ小説『あぐり』で夫になる望月エイスケ役を演じたのが狂言師で俳優の野村萬斎です。『あぐり』がオンエアされたのは1997年(平成9年)4月からで、田中美里は20歳頃でした。

『いしかわ百万石文化祭2023』大会開閉会式総合ディレクターでスペシャルアンバサダーの野村萬斎が昨年12月に石川県立音楽堂・邦楽ホールで田中美里とトークショーを行いました。

「アップデート石川!文化の化学反応」をテーマに野村萬斎とトークショー

大河女優でもある田中美里

田中美里はNHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』(2002年)で織田信長(反町隆史)の妹で浅井長政(葛山信吾)の妻・お市の方を演じました。お市の方は長政が信長と決裂して織田軍との戦いに敗れて自害した後、織田家の重臣・柴田勝家の正室となる激動の運命を生きた女性です。

また田中美里はヨン様ブームを巻き起こした韓国ドラマ『冬のソナタ』でヒロインのチョン・ユジン役を演じたチェ・ジウの日本語吹き替えを担当しています。

ほかにも映画『糸』(荻野欣士郎監督/2018年)や『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年)で主演したり『明日にかける橋 1989年の想い出』(太田隆文監督、2018年)や舞台『熱血!ブラバン少女』(2017年)に『徒花に水やり』(2021年)とさまざまな作品に出演しています。

映画『糸』の荻野監督と(画像は『田中美里 2017年10月13日Instagram』から)

バラエティ番組でも活躍しており『秘密のケンミンSHOW』には石川県民代表で出演して、金沢カレーを紹介したこともありました。

『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ・日本テレビ系)に石川県代表で出演(画像は『田中美里 2019年8月13日Instagram』から)

今年6月に東京・イイノホールで開催された『Tokyo modern times Vol.3』ではスペシャルMCを務め、出演者の元宝塚歌劇団雪組・水沙るるとツーショットも

最近ではこの夏公開された映画『人』(山口龍大朗監督)で演じた幽霊となった息子(吉村界人)が見える母親役の熱演が印象的でした。

さらに帽子ブランドをプロデュース

田中美里がプロデュースする帽子ブランド「jin no beat shite cassie(ジンノビートシテカッシ)」が2022年春から販売スタート。

第一弾のサーモキャップは編み地がざっくりとしているので通気性も適度にあり、シンプルなデザインなのでカジュアル過ぎず大人のスタイリングを楽しめるので男性にもおすすめだそうです。

金沢オペラ「滝の白糸」セレクションでも活躍

11月23日(水・祝)に金沢歌劇座で開催する『金沢オペラ「滝の白糸」セレクション』は泉鏡花の「義血侠血」を原作として台本/黛まどか、演出/根岸幸、作曲/千住明、管弦楽/オーケストラ・アンサンブル金沢、合唱、金沢オペラ合唱団。さらに滝の白糸(腰越満美)、村越欣弥(金山京介)、欣弥の母(秋本悠希)、南京出刃打ち(杉尾真吾)、口上の芸人(近藤洋平)、裁判長(仲田尋一)がキャストを務め、田中美里は語りを担当します。

金沢歌劇座の情報

施設名 金沢歌劇座
所在地  石川県金沢市下本多町6番丁27番地
電話番号 076-220-2501
公式サイト https://www.kagekiza.gr.jp/

☆金沢の情報

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