テレビドラマでしばしば使われて話題になる手話。その手話によって日本の伝統芸能である狂言を披露する「手話狂言」をご存じですか。国内最大の文化芸術の祭典『いしかわ百万石文化祭2023』のイベントとして10月22日(日)に石川県立能楽堂で「手話狂言」公演が行われます。
手話狂言の一幕(画像は『いしかわ百万石文化祭2023』Instagramより)
日本ろう者劇団(社会福祉法人トット基金)とは
ろう者の俳優で構成する「日本ろう者劇団(社会福祉法人トット基金)」は1980年4月に「東京ろう演劇サークル」として発足。現理事長の黒柳徹子さんと出会い、トット基金の付帯劇団となって「日本ろう者劇団」に改称しました。発足時から40年以上活動を続けています。
「手話狂言」をはじめ、サイン(手話)とパントマイムの特徴を合わせてつくり出された表現方法「サインマイム」による演劇などを披露しています。
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2011年11月に配信された「第31回手話狂言・初春の会」の映像です
今回の「手話狂言」公演
今回は、ろう者の俳優が一休さんのとんち話として登場する「附子」ほか「六地蔵」を演じる予定です。
台詞を手話で表現することで、聞こえる人も聞こえない人もともに楽しめます。演者の表情豊かな表現力に注目ください。
手話と豊かな表情で演じる俳優(画像は『いしかわ百万石文化祭2023』Instagramより)
イベント情報
イベント名 | 手話狂言 公演 |
日時 | 10月22日(日) 【午前の部】11時開演(10時15分開場) 【午後の部】14時開演(13時15分開場) |
締め切り | 10月19日(木)まで |
会場 | 石川県立能楽堂 |
所在地 | 金沢市石引4丁目18番3号 |
公式サイト | https://ishikawa-bunkasai2023.jp/event/280 |