1月28日、第94回選抜高校野球大会(以下センバツ)の出場校が発表され、星稜高校が2年ぶり15回目の出場切符を手にした。
苦しい思いをした2年だったから、本当に嬉しいニュースだね。
中止や棄権に泣いた2年間
一昨年(2020年)春のセンバツは出場が決まっていたものの、開催直前でコロナ禍により中止が決定。
昨年(2021年)夏は、石川県大会中に部員の中から新型コロナウイルスの感染者が6名出たため、準々決勝を前に棄権。
みんな辛かっただろうけど、特に3年生や監督は、どこにもぶつけようのない涙をたくさん流したんだろうな。
主将の佐々木優太捕手(2年)がインタビューに「僕たちの代は2年分の先輩たちの思いを背負ってる」って答えてたけど、もうそれだけで泣けちゃうなあ。
3月で退任する林監督に優勝旗を
今回は、3月で退任する林監督にとっても最後の甲子園になる。
2011年から11年間チームの采配をふるい、2019年には奥川選手(現ヤクルト)や山瀬選手(現巨人)らを率いて星稜高校の最高成績となる準優勝を成し遂げてくれたね。
もともと「監督をやるのは10年間」と決めていたけど、中止などもありリミットを1年延長したとのこと。
在任中の春夏の出場は8回。就任時、部長・コーチと決めた2つの目標「日本一になる」「春夏の甲子園に10回出場」はどちらも叶っていない。
全国制覇で監督の花道を飾りたいね。頑張れ、超頑張れ。
日本一になってほしい理由がいくつもあって、今年の応援はいつも以上に力が入っちゃうね。ホント楽しみ。