金沢21世紀美術館で昨年10月から2023年3月21日まで展示されている「ROUTINE RECORDS」。知的障害のある人が過ごす日常で繰り返される、ルーティーンの“音”を音楽とMIXして鑑賞しようという試みです。
そうした取り組みを進めている福祉実験ユニット「ヘラルボニー」をゲストに迎えたトークイベントが金沢21世紀美術館で開催されます。
「ROUTINE RECORDS」展示会に反響
展示会「lab.5 ROUTINE RECORDS」にはさまざまなメディアが注目しており、『鹿野勝|LIFULL広報』アカウントでは「ヘラルボニーさんの展示が良かった。知的障害のある人のルーティーンから生まれる音を、音楽として昇華させるというアプローチ。Kan Sanoさんの曲『Pマママ』もイケてました」と紹介。
ヘラルボニーのマーケティングコミュニケーション部門・小野静香さんによると「新年早々、ヘッドホンの前に列ができていた」そうで、来場者は真剣に聴いており「面白いね~、へえ~」といった感想も聞かれたとか。
福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とは
双子の兄弟・松田文登さんと松田崇弥さんが、知的障害のある人々が描いたアート作品を価値のある「商品」としてブランド化するために起業。「異彩」をさまざまな形で社会に送り届けることで福祉を起点に新たな文化をつくりだしていこうと取り組む株式会社です。
障害のあるアーティストとライセンス契約を結ぶ事業を始めた動機には4歳上の兄で重度の知的障害を持つ翔太さんの存在があり、翔太さんが子どもの頃からノートに書いていた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名にしたそうです。
↓詳しくはぜひYouTube「ANNnewsCH」で公開している『報道ステーション』の映像をご覧下さい。
トークイベント詳細
イベント名 | lab.5 ROUTINE RECORDS関連企画「ゲスト・トーク」 |
開催日 | 2023年1月15日(日)14:00~15:00 ※開場13:50 |
会場 | 金沢21世紀美術館 レクチャーホール |
所在地 | 石川県金沢市広坂1丁目2−1 |
電話番号 | 076-220-2800(金沢21世紀美術館) |
詳細は公式サイトにて | ヘラルボニー https://www.heralbony.jp/news/-news-routine-records-1001-open-0 |
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