『DADDY』キャストが「びっくら」役者もミュージシャンも驚く“本多の森ホール”の特徴とは【金沢話題】

中村嶺亜(7 MEN 侍／ジャニーズJr.)をはじめ小山十輝(ジャニーズJr.)や大和田美帆、横山だいすけなどが出演するミュージカル『DADDY』が4月19日（水）に石川県金沢市・本多の森ホールで上演されました。

俳優から「びっくらこきでした」の声

ミュージカル『DADDY』（作：野上絹代/演出：河原雅彦/音楽：中川ひろたか＆新沢としひこ）はバンド演奏と歌も見どころの1つ。そんななかアンサンブルのキャストを務める俳優・木村昌誉やダンサー・吉田繭が感想をツイートしています。

木村昌誉が金沢公演前日に「本多の森ホールほんっとに広くてびっくらこきでした」とボルテージをあげれば、吉田繭は公演を終えてから「とーっても広い会場！なんだかお客様がすごく温かく感じました」と印象をつぶやいていました。

これまでもアーティストたちを唸らせた会場の特徴

実は『DADDY』キャストのみならず、本多の森ホールの舞台に立った数々のアーティスト達が驚いたり感心したエピソードがあります。

2月には横浜流星の主演舞台『巌流島』金沢公演を行った際に、関係者が公式アカウントで「1,700席がワンフロアになっていて、とっても観やすい素敵な会場でした！カーテンコールでの景色は忘れられません！」。

さらに昨年12月には『THE ALFEE 2022 Autumn Tour Genesis of New World 秋の天地創造』金沢公演を行った際に、高見沢俊彦 が「ここはスタジアムみたい。(みんなの)表情が迫ってくる。非常にやりやすい会場」と話した情報をライブを観覧したファンがツイートしていました。

本多の森ホールに込められた思い

本多の森ホール公式サイトによると、「ウェルシティ金沢」として長年親しまれてきた石川厚生年金会館が2009年10月より「本多の森ホール」として生まれ変わり、地域の活性化や文化・芸術活動の振興に役立つよう決意を新たにしていました。

建築物としての石川厚生年金会館は、黒川紀章氏が設計を手がけ1977年に竣工しました。兼六園球場の跡地に建てられたため、「扇をイメージした」美しいホールの外周に宿泊施設、会議室などを配置した会館となりました。アルフィーの高見沢俊彦「スタジアムみたい」とたとえたのは言い得て妙だったわけです。

ちなみに本多の森ホールは、兼六園周辺の文化施設が数多く集まる「本多の森公園」の一角にあり、周辺の石川県立美術館や石川県立歴史博物館、石川県立能楽堂なども散策できる距離にあります。

本多の森には辰巳用水の分流が流れており、渓流や滝などを楽しむことができます。

金沢市本多の森公園の辰巳用水分流

本多の森ホールの情報