「頭脳パン」をご存じですか?青森県青森市のパン製造・販売株式会社・工藤パンがバター風味やチョコ味の頭脳パンを販売しており、昨年12月から全国展開しているそう。いったいどんなパンなのでしょう?
「頭脳パン」にもいろいろな種類が
2月6日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演した青森県出身の王林が地元で愛されている「イギリストースト」を紹介していましたが、それを製造・販売する工藤パンの人気商品こそ「頭脳パン」らしいのです。
実は以前から各地で目撃情報が…。
「頭脳パン」誕生の地は金沢だった
金沢製粉株式会社の公式サイトによると『頭のよくなる本-大脳生理学的管理法』(1960年)の著者である、大脳生理学者・應義塾大学教授の木々 高太郎(きぎ たかたろう)氏/本名・林 髞(はやし たかし)さん(1969年10月31日逝去、享年72)の学説を参考に「頭脳パン」を作ったそうです。
小麦粉とビタミンB1が頭のはたらきをよくするという学説に基づいて昭和35年(1960年)、全国の10社が「頭脳パン連盟」を結成して小麦粉「ずのう粉」を開発。ビタミンB1を多く含ませたずのう粉を使って作ったのが頭脳パンなのです。
お米やパンなどの糖質は体内に取り入れられた後、ブドウ糖に変わります。ブドウ糖は運動や脳を活動させる際に使われるエネルギーであり、糖質からエネルギーを作り出すにはビタミンB1が必要だといわれます。「頭脳パン連盟」は真剣に取り組んで「ずのう粉」を開発して「頭脳パン」を作ったことが分かりますね。
ほかにもこんなタイプの「頭脳パン」が…。
切手やグッズ、カレーまで登場
さらに石川県金沢市にある「そのまんまOKカレー」などでおなじみ三徳屋株式会社は、「頭脳パン」に使う小麦粉を原料にしたレトルトタイプの「頭脳カレー」を2023年2月中に販売するらしいですよ。
金沢製粉の情報
スポット名 | 金沢製粉株式会社 |
所在地 | 本社・工場 石川県金沢市米泉町7丁目54番地(JR西金沢駅前) |
電話番号 | 076-241-3141 |
HP | https://kanazawaseifun.com/ |