昨年ポーランドのショパン国際ピアノコンクール大会に出場した竹田理琴乃(たけだ りこの)さんが、本日12月16日(金)に金沢市アートホールでピアノリサイタルを開催。
共演のヴァイオリニスト・水谷晃さんが前日にリハーサルを終えて「“ここ”にはロシアもポーランドもなかった」とツイートしていましたが、4か国にまたがるアーティストたちのコラボやいかに…。
ピアニスト・竹田理琴乃ってどんな人?
竹田理琴乃さんは昨年10月にポーランド・ワルシャワで行われた「第18回ショパン国際ピアノコンクール」本大会に出場して話題になりました。高校を卒業した後、ワルシャワの国立ショパン音楽大に留学しており、その時にショパン・ピアノコンクールに出場して以来、二度目だったそうです。
今回の『竹田理琴乃ピアノリサイタル2022 3年シリーズ 第一夜「愛と別れ」』には室内楽共演者として1st.ヴァイオリンに水谷晃さん、2nd.ヴァイオリンにシドレ・オヴシュカイテさん、1st.ヴィオラにダニール・グリシンさん、2nd.ヴィオラに般若佳子さん、チェロにソンジュン・キムさん、コントラバスにダニエリス・ルビナスさんが出演。
竹田理琴乃さんは石川県出身、水谷晃さんは大分県出身、般若佳子さんは広島県出身、シドレ・オヴシュカイテさんはウクライナ出身、ほかの方たちはロシア生まれでラトビア・リガのオーケストラ出身だったり、リトアニア共和国や韓国・ソウル出身のようです。そんな面々でシューマン(ドイツ)とリスト(ハンガリー)による『献呈』やブラームス(ドイツ)、ショパン(ポーランド)の楽曲を合奏。
水谷さんが「4か国にまたがるメンバーがショパンの祖国との別れを音に乗せる。和気藹々としたリハーサル。“ここ”にはロシアもポーランドもなかった」と実感したわけですね。
新年1月はベートーヴェンの合唱幻想曲で演奏
2023年1月9日(月・祝)に石川県立音楽堂で開催される『音文協年末公演第60回記念公演 音楽文化国際交流 戴冠ミサ曲・合唱幻想曲・魔笛序曲』にピアノソリストとして出演が決定。
いつになるかはアナウンスされていませんが『竹田理琴乃ピアノリサイタル2022 3年シリーズ』の2回目、3回目も期待が高まります。
イベント情報
イベント名 | 音文協年末公演第60回記念公演 |
開催日 | 2023年1月9日(月・祝)開演 14 : 00 |
会場 | 石川県立音楽堂コンサートホール |
所在地 | 石川県金沢市昭和町20-1 |
電話番号 | 076-232-8111 |
HP | https://ongakudo.jp/event/5632 |
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