金継ぎ体験ができるワークショップも　金沢フォーラス・SDGs WEEK【金沢イベント】

NHK『長濱ねるのSDGs日記』で挑戦していましたが、タレントの田村淳や俳優・成田凌などもプライベートでハマっているようです。そんな金継ぎをあなたも体験してみませんか。

金継ぎ体験が無料、SDGsWEEKにワークショップ

ショッピングセンター・金沢フォーラスにて9月17日（土）～25日（日）まで開催される「FORUS FOR EARTH～SDGsWEEK～」で金沢工業大学とSDGs学習コンテンツを手掛ける株式会社 LODU (ロデュ)が様々なイベントを行う予定。

初めての試みである「Beyond SDGs 人生ゲーム」の一般向け体験会やSDGsクイズ大会が行われるなか、割れたお皿を錆漆や金粉を使って修復する金継ぎを簡易的に体験ができるワークショップも実施されるから興味がある人にはよい機会となりそう。

金沢はなぜ金継ぎで有名なのか

室町時代から茶の湯（茶道）の人気とともに茶碗のひび割れを見栄え良く修復する金継ぎの技術が重宝されるようになり、千利休に茶の湯を教わった織田信長や豊臣秀吉が高価なお茶の道具を愛したことでさらに金継ぎが根付いたと言われます。

筒井順慶が豊臣秀吉に贈った井戸茶碗「筒井筒」は金継ぎされ、現在は重要文化財として石川県に住む方が所蔵しています。歴史のある金沢市や加賀市といった石川県南部は九谷焼の産地で知られ、お店などで高価なお皿などが割れると金継ぎして使うため需要が多いそうです。

サステナブルな金継ぎが再ブームに

田村淳が金継ぎ教室に通っているとインスタグラムで明かしたのは2018年12月のこと。国連で2015年にSDGs（持続可能な開発目標）が採択されて日本では2017年頃から一般的にサステナブルを意識し始め、金継ぎも再注目されだしたようです。

今年4月には成田凌がマウスウォッシュの新CM発表会でサステナブルな行動について「割れた食器は家でできるセットを使って金継ぎしており、環境にも自分にも気持ちいい」と話していました。

また、オリジナルドラマ『北欧、暮らしの道具店』の4作目「庭には二羽」が4月にYouTubeで公開されましたが、登場人物の鳥海つばめ（森本華）は壊れた食器を金継ぎで蘇らせる修繕士という役柄。いろいろなところで金継ぎ再ブームを実感させられます。

イベント情報

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