下新町にある泉鏡花記念館で企画展「鏡花繚乱―絵師たちの挑戦」が6月26日(日)まで開催されています。現代の絵師たちが表現した、泉鏡花の世界の世界を鑑賞できる企画展です。
幻想的な小説を数多く残した金沢生まれの小説家、泉鏡花。美人画で知られる、明治期から昭和にかけての日本画家、鏑木清方をはじめ、数々の絵師たちが泉鏡花の作品の挿絵を手掛けました。
泉鏡花の生家跡に立つ泉鏡花記念館で開催中の企画展「鏡花繚乱―絵師たちの挑戦」では、現代の鏡花本の挿絵を描いた中川学さん、山本タカトさん、金井田英津子さん、武藤良子さんの作品がメッセージとともに展示されています。チラシが作成された当初から開催日が変更され、4月1日から6月26日までの開催となっています。
主な展示は中川学さん「繪草子 龍潭譚」「絵本 化鳥」「榲桲に目鼻のつく話」、山本タカトさん「夜叉ヶ池の白雪姫Ⅱ」「草迷宮Ⅰ」「天守物語Ⅲ」「薬草取―月影に紅く」、金井田英津子さん「絵本の春」、武藤良子さん「龍潭譚」の原画と関連する資料の全60点。作品である書籍の販売も行われています。
アクセスは「JR金沢駅東口」11番バスのりばから「金沢ふらっとバス(此花ルート)」で「彦三緑地」で下車し徒歩5分。北鉄バスでは「JR金沢駅東口」7番バスのりばから「城下まち金沢周遊バス」を右回りで「橋場町」(金城楼前)で下車し徒歩3分、「広坂・21世紀美術館」バス停から「城下まち金沢周遊バス」左回り「橋場町」(金城楼向い)で下車し徒歩3分です。
車での場合は金沢蓄音器館との共同駐車場(記念館横)に4台分の無料駐車場、東山観光駐車場(有料・徒歩5分)などが利用できます。
イベント名 | 鏡花繚乱―絵師たちの挑戦 |
開催期間 | 4月1日~6月26日 |
開催時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
会場 | 泉鏡花記念館 |
住所 | 石川県金沢市下新町2番3号 |
入場料 | 一般310円、団体260円、65歳以上210円、高校生以下無料 |
問い合わせ | 076-222-1025 |
ホームページURL | https://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/index.html |