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舞台『巌流島』公式も実感、本多の森ホールの客席に込められた建築家の思い【金澤話題】

剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の歴史に残る世紀の対決を描いた舞台『巌流島』の石川県金沢市公演が2月25日(土)・26日(日)と本多の森ホールで上演されました。明治座で幕を開けた東京公演に続く地方公演第一弾に多くの観客が酔いしれるなか、舞台関係者も会場の空気感に感激したようです。

テレビ金沢・佐野幸穂アナウンサーも舞台『巌流島』を観劇

舞台『巌流島』関係者が唸った会場の光景

本多の森ホールの客席、後方から見た全景

舞台『巌流島』公式によると金沢公演は満席で「1,700席がワンフロアになっていて、とっても観やすい素敵な会場でした!」とのこと。

会場の正式名称は北陸電力会館本多の森ホール。兼六園の近くに石川県立美術館、石川県立歴史博物館などが集まる本多の森公園の一角につくられたコンサートホールです。

建築家・黒川紀章氏(2007年10月12日逝去、享年73)による設計で、旧石川県営兼六園野球場の形状に沿った扇形が特徴で収容人数は1707席。外壁は金沢の町家をイメージし黒川氏が好んだ利休ねずみの塗色をしています。

舞台『巌流島』公式が「とっても観やすい素敵な会場でした!」と感想をツイートしていますが、実は昨年12月に本多の森ホールでライブを行ったロックバンド、アルフィーの高見沢俊彦が「ここはスタジアムみたい…」と漏したそうですよ。

本多の森ホールのホームページでは、扇形に広がるワンスロープが機能的な客席配置について、各種コンサートから演劇・講演会・式典とあらゆるシチュエーションに対応しやすい「黒川紀章による近代ホール建築の代表的なスタイル」だと補足しています。

横浜流星×中村隼人のコラボが生む相乗効果

舞台『巌流島』では横浜流星が宮本武蔵、中村隼人が佐々木小次郎を演じており、歴史的な名勝負を再現する剣豪のキャスティングに世間の反応は…。

横浜流星が宮本武蔵、中村隼人が佐々木小次郎役
相当練習頑張ったのが一番後から2列目でも解りました

これから地方公演が続き、福岡公演での大千秋楽までどんな進化を遂げるか楽しみですね。

本多の森ホールの情報

施設名 北陸電力会館本多の森ホール
所在地 石川県金沢市石引4丁目17-1
電話番号 076-222-0011
HP http://www.hondanomori-hall.com/index.html
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