百万石行列に合わせて『プラザ祭り』開催！お化け屋敷や車いす体験まで盛りだくさん【金沢イベント】

2023年6月2日（金）～4日（日）まで開催される『第72回金沢百万石まつり』は「百万石行列」で前田利家公役とお松の方役を務めるタレントに続き、珠姫役と利常公役に選ばれた子どもたちが発表されて注目を集めています。実は「百万石行列」が行われる6月3日にはほかにも見応えのある協賛行事がたくさんあるのをご存じでしたか？

利家公役とお松の方役を演じる2人（画像は『金沢百万石まつり』公式サイトより）

珠姫＆利常公とは

『第72回金沢百万石まつり』のメーンイベントともいえる「百万石行列」で前田利家公役を歌舞伎俳優・市川右團次、お松の方役は女優・紺野まひるという奇しくも大阪府出身の2人が務めます。

先日5月12日には珠姫役に選ばれたのぞみ保育園年長組の兼田愛ちゃん（5歳）と利常公役に選ばれた木曳野小学校2年・坂下遼明くん（8歳）がお披露目されましたが「珠姫」と「利常公」はどのような関係なのでしょう？

前田利常（まえだ としつね）は前田利家の庶子（四男）で、加賀藩三代藩主になります。珠姫は江戸幕府第二代将軍・徳川秀忠の次女として生まれました。
藩祖前田利家が亡くった後「前田が徳川を討つらしい」という噂が流れ、二代藩主・前田利長は徳川幕府に刃向かうつもりはないことを証明するため、お松の方を江戸に人質としておくり、珠姫を利常の嫁とすることを約束したのです。

珠姫は3歳で加賀に入り、14歳で結婚すると３男５女を育て、前田・徳川両家の仲を保ちつつ24歳で亡くなりました。今でも良妻賢母の鏡として金沢市民に愛されています。

そんな「珠姫と利常公」も登場する「百万石行列」を見届けたあとは、『プラザ祭り2023』を楽しんでみてはいかが。

プラザ祭りでお化け屋敷が復活！

『プラザ祭り2023』（画像は『金沢福祉用具情報プラザ』公式サイトより）

金沢福祉用具情報プラザの恒例イベント『プラザ祭り』はコロナ禍で中止を余儀なくされ、2022年に3年振りの開催となったのですが、以前の「恐怖のゾンビハウス」みたいな企画はありませんでした。

今回の『プラザ祭り2023』では満を持してお化け屋敷が復活。「妖怪がさ迷う地獄の地下室」がなんと入場料100円で楽しめます。

さらに縁日コーナー、和菓子作りコーナー、似顔絵コーナーで子どもやお母さんが遊んでいるうちにお父さんは金沢の地酒試飲コーナーで一息。しかも金沢福祉用具情報プラザならではの車いす体験（子ども対象）もできますよ。

さまざまな協賛行事がいっぱい

百万石行列の協賛行事はほかにも「加賀藩主前田家歴代藩主　追善法要」（6月2日：経王寺）や「百万石金沢クラシックカーフェスティバル2023」（6月4日：しいのき迎賓館）、「第53回親善少年相撲金沢大会」（6月4日：石川県卯辰山相撲場）など盛りだくさん。（詳細は『金沢百万石まつり』公式サイト「協賛行事」にて）

百万石まつりの情報

プラザ祭り2023の情報